OEM化粧品

熊本県産甘夏と酒粕から生まれたハンドクリーム「あまなっち」|300本のOEM開発ストーリー

地域の素材を活かしたオリジナルハンドクリームづくり

熊本県芦北地域の特産品である甘夏と、熊本県産の酒粕を活用したオリジナルハンドクリーム「あまなっち」が完成しました。

今回のご依頼は、2026年に発生した熊本地震の直後に被災地から届いた一通のお問い合わせメールからはじまりました。それは、こんな時だからこそ地域に活力を取り戻したい、熊本県葦北郡の地域素材を活かしたハンドクリームを作りたいという、お客様の強い想いが込められたご相談でした。

お客様との対話から生まれた商品コンセプト

最初のお問い合わせをいただいた後、メールやお電話で何度もやり取りを重ね、お客様が思い描く商品のイメージやご希望を詳しく伺いました。

その後、お客様には熊本県葦北郡から福岡の弊社までお越しいただき、直接お打ち合わせを行いました。

この時点で、甘夏を使用することは決まっていましたが、もう一つの地域素材としてオリーブオイルを使うか、酒粕を使うかはまだ決まっていませんでした。

対面でのお打ち合わせでは、その点についても一緒に話し合い、最終的に熊本県産の酒粕を活用することに決定しました。

また、さまざまな化粧品容器のサンプルを実際に手に取っていただきながら、容器の形状や仕様についても一つひとつ決めていきました。

お客様の想いを具体的な商品へと形にしていくことも、私たちが大切にしているOEM開発の仕事です。

熊本県葦北産の酒粕エキスと甘夏精油を配合

今回のハンドクリームには、熊本県葦北産の酒粕から弊社工房が独自に抽出した酒粕エキスを配合しました。香りには、葦北の特産品である甘夏の精油を中心に、柑橘系精油をブレンド。

爽やかな甘夏の香りと、ハンドクリームとしての使用感を大切にしたオリジナル処方で開発しました。

原料や香りの方向性が決まった後は、試作品を製造するフェーズです。

実際の使用感や香りを確認しながら、商品化に向けて調整を進めました。

デキャンタージュは地域の素材を使用するだけでなく、お肌に優しい無添加や質の高い植物由来の原材料へのこだわり・高品質な化粧品であること・そして使い心地の良さを大切にしています。

複数のデザイン案を制作し、パッケージを検討

処方開発と並行して進めたのが、商品の顔となるラベルデザインです。

商品名は「あまなっち」。

熊本県芦北地域の甘夏をモチーフに、さまざまなデザイン案を制作しました。

甘夏の実と白い花を描いたボタニカルなデザイン、果実をシンプルに表現したデザイン、親しみやすい表情を持たせたイラストなど、異なるテイストのデザインを検討。

さらに、ラベルの枠の有無、文字の配置や大きさ、キャップの色との組み合わせなど、細かな部分まで比較しました。

デザインはパソコンの画面上で確認するだけでなく、実際の容器にラベルを貼り、完成品に近い状態で検討を重ねました。

同じイラストでも、文字の配置や余白、ラベルの枠の有無によって、商品の印象は大きく変わります。

化粧品のパッケージデザインは、商品の魅力やブランドの世界観を伝える大切な要素です。

デキャンタージュでは、処方開発だけでなく、容器とラベルデザインを含めたトータルな商品づくりを行っています。

オリジナルハンドクリーム300本が完成

お客様との打ち合わせから原料選定、処方開発、試作、容器選定、ラベルデザインまで、さまざまな工程を経て、オリジナルハンドクリーム「あまなっち」が完成しました。

製造後の仕上げ作業にも、細心の注意を払いました。

ラベルは、位置や傾き、仕上がりを確認しながら、300本すべてに一枚ずつ丁寧に手作業で貼付しました。

さらに、箱詰めの際には、容器を一本一本柔らかな布で丁寧に拭き上げ、汚れや指紋が残っていないかを確認しながら梱包しました。

商品の中身はもちろん、お客様のお手元に届いたときの美しさまで大切にしたい。

そんな想いを込めて仕上げた300本を、2026年10月に無事納品いたしました。

完成した「あまなっち」は、今後、熊本空港などでの販売が予定されているそうです。

株式会社デキャンタージュ
代表取締役 小林 由紀

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