ひとつのご縁から、新たなものづくりへ
はじまりは、液体ソープではありませんでした。
デキャンタージュでは、2025年にメルセデスのオーナーズバースデーギフトとして、HAKATAアースリーフラワー4種類を採用いただいていました。
そのご縁の中で、当時シュテルン福岡の店長を務めていた方が、BMW鹿児島中央・宮崎中央の責任者として鹿児島へ異動されたことを知り、ご挨拶に伺うことになりました。
私は福岡から新幹線で鹿児島へ向かい、鹿児島中央駅からさらにタクシーに乗り継いでBMW鹿児島中央様を訪問しました。
せっかく直接お会いする機会ですので、BMWでも納車式の記念品としてHAKATAアースリーフラワーをご提案できないだろうかと考えました。
アースリーフラワーは、奥阿蘇の自然素材から生まれたオリジナルの石鹸粘土を使い、一輪ずつ手仕事で制作するフラワーアートです。
納車という特別な一日を彩る記念品として、枯れることなく長く飾っていただける花をご紹介しました。
花の話から、もう一つの「ものづくり」へ
BMW鹿児島中央様でお話をする中で、話題はアースリーフラワーだけにとどまりませんでした。
デキャンタージュがこれまで手掛けてきたものづくりについてご紹介する中で、JR九州「或る列車」のために開発した液体ソープの話をしました。
「或る列車」は、ラグジュアリーな食と空間を楽しむ列車として知られています。デキャンタージュでは2015年から専用液体ソープの開発を進め、2016年より車内で長年採用いただいています。
そのお話をする中で、BMW鹿児島中央・宮崎中央様から、最上級を意識したショールームの化粧室で使うものとして、オリジナルの液体ソープがあるとよいのではないか、というお話が出ました。
そこで、「或る列車」で長年培ってきた液体ソープの製造経験をベースに、BMW鹿児島中央・宮崎中央様のためのオリジナル液体ソープをご提案することになりました。
鹿児島と宮崎、それぞれの空間に合わせた香りを
今回のご提案では、同じ液体ソープをそのまま2店舗で使用するのではなく、鹿児島と宮崎、それぞれの店舗に異なる香りを持たせることをご提案しました。
ベースとなる処方は共通でも、香りが変わることで、その場所ならではの印象をつくることができます。
提案段階では、無香料に加え、当社オリジナルブレンドの「Blue Moon」、華やかで上品な「Plumeria」など、ショールームの雰囲気を意識した香りをご用意しました。
こうして、鹿児島での一つの会話をきっかけに、BMW鹿児島中央・宮崎中央様それぞれのための液体ソープづくりが具体的に進み、製造・納品へとつながっていきました。
アートと化粧品。
一見すると異なる二つのものづくりですが、どちらにも共通しているのは、お客様との会話から、その場所にふさわしいものを形にしていくことです。
今回の液体ソープも、鹿児島でのひとつのご縁と会話から生まれた、デキャンタージュの大切なものづくりのひとつとなりました。
株式会社デキャンタージュ
代表取締役 小林 由紀

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